いざ、剪定はさみを使おうと思ったらサビていて切れ味が悪くなったなど経験したことがある方はいるかと思います。
使用後にひと手間増えますが、簡単なお手入れをすることで次に使う時にストレスを感じなくなります◎

用意するもの
・刃のヤニ・汚れ落とし
ヤニ落としスプレー、(サビがひどい場合)ワイヤーブラシ、耐水ペーパー、サビ取り・サビ止めスプレー
・刃研ぎ
刃研ぎ用のシャープナー
・可動部分お手入れ
潤滑剤または刃物用の椿油
・保管する
ツールボックス、防錆紙
1. 刃のヤニ・汚れ落とし
鋏を使うと、ヤニや木くずなどが付いた状況になります。このまま屋外で保管するとサビが発生しやすい状況となります。なので長い期間保管する場合はできるだけ室内でお願いします。
セフティ-3 やにとり泡スプレーは刃物についているヤニや汚れを泡洗浄します。





2. 刃研ぎ
刃のヤニや汚れが落ち、刃の切れ味が悪い場合は刃研ぎ用のシャープナーを使って研いでいきます。
今回はハサミやナイフといった平面から鎌やナタといった曲面まで研ぐことができるセフティ-3 万能ダイヤモンドシャープナーを使用しています。
万能ダイヤモンドシャープナーは荒砥ぎ(#150相当)と仕上げ(#300相当)があります。
まず最初に表面を荒砥ぎ用で大体20°~25°の角度で表面を研ぎます。その後、仕上げ用で研ぎます。
ポイントとしては刃が動かないようにハサミを固定、小刃だけを研ぐ、カエリを出して下さい。
次に先程研いだ刃の裏面を触ってみて、カエリが出ていたら仕上げ用で取ります。
もう一度触ってみてカエリがないようであれば完了です。



3.可動部分の手入れ
刃研ぎが終わり、なめらかに動くようだったら必要ありませんが、なんだか動きにくいな、引っ掛かりがあるなと感じたら、鋏のネジ部分に油を差します。
潤滑剤や刃物椿油をネジ部分に付けてください。



最後に軽く拭き上げてメンテナンス完了です。

4.保管する
メンテナンスをしていてもどうしても環境によってサビてしまう事があります。
錆を防いでくれるのがHiSAGOの錆ニックです。錆を防ぐ紙と書いて防錆紙です。
使い方は簡単です。使いたい長さの防錆紙を用意して巻付けます。
屋外に保管するのではなく工具箱などに入れて保管するのもアリです。




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11月.7,2025