本日は2025年新商品のソケットをご紹介します。通常のボルト・ナットはもちろん、なめてしまった
六角ボルト・ナットも外すことができます。
従来品でSK11 リムーブソケットセット SHS307REがありました。これは、角の丸くなったボルトも外せる
ソケットセットです。しかしながら、廃番予定となっています。
今回ご紹介する、SK11 パーフェクトフィットソケットはセットに加えてソケット単品でも販売します。
もし、ソケットセットに欲しいサイズがなかったりした時に買い足せたり、欲しいサイズが少しだけ
という買い方ができます。
ソケットセットのサイズは、8・10・12・13・14・17・19(mm)差込角9.5mm
ソケット単体のサイズは、8・10・12・13・14・15・17・19・21・22(mm)差込角9.5mm
があります。
従来品と新商品の違い
一般的なソケットと新商品のソケット、リムーブソケットの穴の形状を見てみます。
一般的なソケットは非常にシンプルな穴の形状をしています。新商品のソケットは
角にギザギザが2か所付いています。リムーブソケットは一段段差が多く付いているような
形状をしています。
実験をしてみます。片方はほとんど新しい状態のダメージ0%の13mmのボルト、もう片方は
ダメージ85%のほとんど角が取れてしまった13mmのボルトが締まっています。
先程紹介した、一般のソケットと新商品とリムーブソケットでこの2つのボルトを外したいと思います。
一般のボルトの場合
もちろん、新品同然の角が取れていないボルトはあっさりと外すことができました。
ただ、なめてしまったボルトに関しては角が引っ掛からないので外すことができません。
運が良ければ外せるといった所でしょうか。
新商品の場合
ダメージ0%のボルトに関してはこちらもあっさりと外す事ができます。
ダメージ85%のボルトは穴の特殊形状によって楽に外す事ができました。
ただ、最後どうしてもソケットと六角ボルトが噛み込んで外れにくくなりました。
外し方については後ほどご紹介します。
リムーブソケットの場合
ダメージ0%のボルトに関してはこちらもあっさりと外す事ができます。
ダメージ85%のボルトは穴の特殊形状によってこちらも楽に外す事ができました。
こちらも新商品と同じで、ソケットと六角ボルトが噛み込んでしまいました。
新商品とリムーブソケットは穴の形状が違うだけでほぼ一緒では?と思った方もいるかと思います。
よく2つのソケットを見比べてみると、新商品の方が薄くなっています。なので、リムーブソケットよりも
新商品の方がより狭いスペースで作業することができます。
ソケットがボルトから外れない時は
ソケットの穴の形状が特殊なため、どうしてもボルト・ナットが外れない時があります。
外れない時は揺らしながら外すか、バイスやプライヤーを使って揺らしながら外すことで
おおかたはボルト・ナットが外れます。
ソケットの性質上、噛んでしまう事がありますので、そこはご注意ください。
◆動画はコチラ
なめた六角ボルトもすんなり回せます【藤原産業】
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