前回はタイヤの履き替え作業に必要な道具・工具をご紹介しました。

またパンダグラフジャッキを上げる際に便利なジャッキアップソケットセットをご紹介しました。

タイヤの履き替えに最低限 必要な工具【藤原産業】

ジャッキアップはどちらが楽?【藤原産業】

今回はタイヤの履き替えに最低限必要な工具の時にもご紹介した、トルクレンチをご紹介します!

トルクレンチとは?

トルクレンチとはタイヤ履き替え作業で最後にタイヤを締め付けるのは何N・m(ニュートン)ですよといった規定トルクが車種ごとに決まっています。

よく手トルクといったトルクレンチを使わずにホイールナットを締めつけた場合、規定トルクよりも強く締め付けた場合はタイヤを固定しているボルトが折れてしまったりします。

逆に規定トルクよりも弱く締め付けた場合はホイールナットが外れて重大な事故になったりします。

車屋さんでタイヤの履き替え作業を依頼した際に最終チェックとしてトルクレンチでの締め付けを見る事もあると思います。それだけ規定トルクで締め付けることが重要です。

デジタルトルクレンチが使いやすい理由

デジタルトルクレンチとはプレセット型トルクレンチよりも使いやすいトルクレンチと以前ご紹介しました。

使いやすい点として3つ挙げられます。1つ目は設定が簡単という事です。

プレセット型はダイヤルを回して数値を合わせる作業が必要となります。デジタル型は電源をオンにして矢印上下ボタンを押すだけで締め付けたいトルク値に合わせることができます。

2つ目は目標トルクに達したら光と音で知らせてくれます。

プレセット型は音と手の感覚で目標トルクに達したという事を知らせてくれますが、周りがうるさいような所では音が聞こえにくくなります。

デジタルトルクレンチは音と光で知らせてくれるので周りがうるさくても、目標トルクになったことが視覚的に分かります。

緑のランプが点灯した際は目標トルクの90%、赤色のランプが点灯したら目標トルクになりましたので、すぐに締め付けをやめて下さい。これ以上締め付けるとオーバートルクとなります。

3つ目は保管・管理がシンプルという事です。

ほとんどのトルクレンチはハードケースが一緒についてきます。使用後に汚れを取ったり、ケースに保管する事はプレセット型とデジタルトルクレンチは共通ですが、プレセット型は保管の際にひと手間いります。

プレセット型には中にバネが入っていて、ホイールナットの締め付けの数値のままで置いておくと中のバネに負荷がかかってしまいます。

その為、次使う際になんかおかしいな?といったことになってしまいます。

プレセット型は必ず使用後にはダイヤルを一番低い数値まで回してからケースに保管するようにして下さい。

デジタルトルクレンチは一番低い数値まで設定する必要はありません。そのまま放置しても電源が切れるので使った後はそのままケースに入れて保管する事ができます。

藤原産業では様々な作業場所に向けたトルクレンチを取り揃えています。デジタルトルクレンチやE-Valueのプレセット型、SK11のプレセット型トルクレンチもあります。

こちらはボディが黒で目盛りが見やすくなっています。またE-Valueのものと比べてヘッドが小さくなっています。

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