鎌倉にある溶接ワークショップFe★NEEDSさんでの溶接体験の様子をご紹介します。
前回で部材の準備ができたので、溶接体験に入っていきます。
溶接作業に移る前に保護具を身に着けましょう。溶接中は空気中に粉じんやヒューム
を口や鼻から吸い込まないように防じんマスクも忘れずに取り付けて下さい。

今回使う溶接機はアーキュリー80 NOVA SAYI-80Nという機種です。


NOVAにはシナジーモードがあり、鉄とステンレスと手棒タイプの設定ができます。
シナジーモードはあらかじめワイヤ径・板厚の選択によって最適な溶接条件を自動で設定してくれる、
初心者でも安心の機能です。
また、溶接面は手持ちのタイプだけではなく、ヘルメット型の溶接自動遮光面もあります。
1万円以下なので入門編として買う方にもオススメです。


溶接の前に自動遮光面のチェックを行います。一瞬だけスパークさせてしっかり点滅しているかを見ます。
確認できたら、基本的な溶接方法である点付けと直線を練習しました。

前回カットした部材を定規で直角になるように測りながらパーツ2つをマグホールドで固定していきます。

パーツを固定するために1か所を点付けで固定します。さらに同じようにもう一つ溶接します。



溶接ができたら、パーツ全てを点付けで固定します。先ほど固定したパーツ2つを先に固定してしまっても
いいですが、今回は精度が出てパーツ3つとも溶接ができそうなので3箇所を点付けで固定しました。
点付けが終わったら本溶接をします。溶接した裏面を線で5箇所溶接していきます。

線での溶接が終わったら、点付けをした面にひっくり返して本溶接前にスパッタなどをブラシでとります。
除去し終わったら先程と同じように本溶接していきます。



これでベース部分の溶接が終わりました。溶接部分を少し研磨して綺麗にしていただきました。

研磨をして綺麗になったら、台座部分を取り付けていきます。
台座と先程溶接したパーツの山と山の部分2か所に点付けで溶接します。




あとは真ん中の蚊取り線香を固定する部分の金具を付けて完成です。

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